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えん/\
ふりがな文庫
“えん/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
炎々
36.4%
蜿蜒
18.2%
㷔々
9.1%
炎焔
9.1%
焔々
9.1%
燄々
9.1%
蜿々
9.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
炎々
(逆引き)
己はたゞ目の
眩
(
くるめ
)
くようなフット、ライトが、自分の前に
炎々
(
えん/\
)
と燃えて居て、其の向うに、満場の見物人の無数の顔が、非常に微かに、
霞
(
かすみ
)
のかゝった空の如くちらちらしたのを覚えて居る。
小僧の夢
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
えん/\(炎々)の例文をもっと
(4作品)
見る
蜿蜒
(逆引き)
牡鹿山の城は、うしろに
重畳
(
ちょうじょう
)
たる山岳地帯を控え、城のある部分だけが平原に向って半島の如く突出していたので、敵はその半島の
裾
(
すそ
)
をU字型に包囲して、
蜿蜒
(
えん/\
)
たる陣形を作っていた。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
えん/\(蜿蜒)の例文をもっと
(2作品)
見る
㷔々
(逆引き)
之
(
こ
)
れぞ
虎髯大尉
(
こぜんたいゐ
)
の
大勳功
(
だいくんこう
)
!
今
(
いま
)
しも
死物狂
(
しにものぐる
)
ひに、
本艦
(
ほんかん
)
目掛
(
めが
)
けて、
突貫
(
とつくわん
)
し
來
(
きた
)
る
一船
(
いつせん
)
の
彈藥庫
(
だんやくこ
)
に
命中
(
めいちう
)
して、
船中
(
せんちう
)
、
船外
(
せんぐわい
)
、
猛火
(
まうくわ
)
㷔々
(
えん/\
)
舵
(
かぢ
)
は
微塵
(
みじん
)
に
碎
(
くだ
)
けて、
船
(
ふね
)
獨樂
(
こま
)
の
如
(
ごと
)
く
廻
(
まわ
)
る、
海底
(
かいてい
)
よりは
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
洞中
(
どうちう
)
の
秘密造船所
(
ひみつざうせんじよ
)
の
中
(
なか
)
では、
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
の
方
(
ほう
)
でも、
私
(
わたくし
)
の
方
(
ほう
)
でも、
鎔鐵爐
(
ようてつろ
)
、
冶金爐等
(
やきんろとう
)
から
㷔々
(
えん/\
)
と
吹
(
ふ
)
き
出
(
だ
)
す
熱火
(
ねつくわ
)
の
光
(
ひかり
)
は
魔神
(
まじん
)
の
紅舌
(
した
)
のごとく、
互
(
たがひ
)
に
打
(
うち
)
おろす
大鐵槌
(
だいてつつい
)
の
響
(
ひゞき
)
は、
寂寞
(
じやくばく
)
たる
洞窟
(
どうくつ
)
を
鳴動
(
めいどう
)
して
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
えん/\(㷔々)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
炎焔
(逆引き)
夜
(
よ
)
に
入
(
い
)
つてからは、城の内外の
持口々々
(
もちくち/″\
)
に
篝火
(
かゞりび
)
を
焚
(
た
)
き
連
(
つら
)
ねて、
炎焔
(
えん/\
)
天
(
てん
)
を
焦
(
こが
)
すのであつた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
えん/\(炎焔)の例文をもっと
(1作品)
見る
焔々
(逆引き)
彼
(
か
)
の藁小屋へ火をかけましたが、藁の事ゆえ忽ち燃え移り、屋根裏へ抜けて母屋へ移り、
焔々
(
えん/\
)
とばかりに
燃出
(
もえだ
)
した時には、火事馴れぬお百姓衆の事ゆえ、大きに驚きまして
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
えん/\(焔々)の例文をもっと
(1作品)
見る
燄々
(逆引き)
木の
枝
(
えだ
)
をあつめ火を
焚
(
たき
)
てあたりをりしに、其所よりすこしはなれて
別
(
べつ
)
に火
燄々
(
えん/\
)
と
燃
(
もえ
)
あがりければ、
児曹
(
こどもら
)
大におそれ皆々四方に
逃散
(
にげちり
)
けり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
えん/\(燄々)の例文をもっと
(1作品)
見る
蜿々
(逆引き)
南は宇治川の長堤
曲浦
(
きょくほ
)
が
蜿々
(
えん/\
)
と麓をめぐっておりまして、大坂よりの着船に便よろしく、北は洛外に打ちつゞき在家が幾重にも引き廻して
商賈
(
しょうこ
)
が繁昌いたしており
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
えん/\(蜿々)の例文をもっと
(1作品)
見る
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