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㷔々
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えん/\
ふりがな文庫
“
㷔々
(
えん/\
)” の例文
之
(
こ
)
れぞ
虎髯大尉
(
こぜんたいゐ
)
の
大勳功
(
だいくんこう
)
!
今
(
いま
)
しも
死物狂
(
しにものぐる
)
ひに、
本艦
(
ほんかん
)
目掛
(
めが
)
けて、
突貫
(
とつくわん
)
し
來
(
きた
)
る
一船
(
いつせん
)
の
彈藥庫
(
だんやくこ
)
に
命中
(
めいちう
)
して、
船中
(
せんちう
)
、
船外
(
せんぐわい
)
、
猛火
(
まうくわ
)
㷔々
(
えん/\
)
舵
(
かぢ
)
は
微塵
(
みじん
)
に
碎
(
くだ
)
けて、
船
(
ふね
)
獨樂
(
こま
)
の
如
(
ごと
)
く
廻
(
まわ
)
る、
海底
(
かいてい
)
よりは
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
洞中
(
どうちう
)
の
秘密造船所
(
ひみつざうせんじよ
)
の
中
(
なか
)
では、
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
の
方
(
ほう
)
でも、
私
(
わたくし
)
の
方
(
ほう
)
でも、
鎔鐵爐
(
ようてつろ
)
、
冶金爐等
(
やきんろとう
)
から
㷔々
(
えん/\
)
と
吹
(
ふ
)
き
出
(
だ
)
す
熱火
(
ねつくわ
)
の
光
(
ひかり
)
は
魔神
(
まじん
)
の
紅舌
(
した
)
のごとく、
互
(
たがひ
)
に
打
(
うち
)
おろす
大鐵槌
(
だいてつつい
)
の
響
(
ひゞき
)
は、
寂寞
(
じやくばく
)
たる
洞窟
(
どうくつ
)
を
鳴動
(
めいどう
)
して
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
今迄
(
いまゝで
)
は
少
(
すこ
)
しも
心付
(
こゝろづ
)
かなかつたが、
唯
(
たゞ
)
見
(
み
)
る、
我
(
わが
)
弦月丸
(
げんげつまる
)
の
左舷船尾
(
さげんせんび
)
の
方向
(
はうかう
)
二三
海里
(
かいり
)
距
(
へだゝ
)
つた
海上
(
かいじやう
)
に
當
(
あた
)
つて、また一
度
(
ど
)
微
(
かすか
)
な
砲聲
(
ほうせい
)
の
響
(
ひゞき
)
と
共
(
とも
)
に、タール
桶
(
おけ
)
、
油樽等
(
あぶらだるとう
)
を
燃燒
(
もや
)
すにやあらん、
㷔々
(
えん/\
)
たる
猛火
(
まうくわ
)
海
(
うみ
)
を
照
(
てら
)
して
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
㷔
部首:⽕
13画
々
3画
“㷔”で始まる語句
㷔
㷔魔樣