“燃燒”のいろいろな読み方と例文
新字:燃焼
読み方割合
せんしよう25.0%
ねんしよう25.0%
ねんせう25.0%
もや25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
化學藥品かがくやくひん油類ゆるい發火はつかたいしては、燃燒せんしようさまたげる藥品やくひんもつて、處理しよりする方法ほう/\もあるけれども、普通ふつう場合ばあひにはすなでよろしい。もし蒲團ふとん茣蓙ござ手近てぢかにあつたならば、それをもつおほふことも一法いちほうである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
みづ燃燒ねんしようもとそゝぐこと、ほのほけむりいでも何等なんら效果こうかがない。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
灼熱しやくねつした鐵の手は私の急所を掴んでゐた。恐ろしい瞬間! 苦悶と暗と燃燒ねんせうにみちた瞬間! 生きとし生ける人間のうちで、私が愛された以上に愛され度いと望む事は不可能である。
今迄いまゝですこしも心付こゝろづかなかつたが、たゞる、わが弦月丸げんげつまる左舷船尾さげんせんび方向はうかう二三海里かいりへだゝつた海上かいじやうあたつて、また一かすか砲聲ほうせいひゞきともに、タールおけ油樽等あぶらだるとう燃燒もやすにやあらん、㷔々えん/\たる猛火まうくわうみてらして