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灼熱
ふりがな文庫
“灼熱”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しゃくねつ
88.2%
しやくねつ
11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゃくねつ
(逆引き)
「僕なら、それを抱いてやるよ。僕の肉体はますます温くなるのだ。
灼熱
(
しゃくねつ
)
するまでにすべてのものを
嚥
(
の
)
みこむのだ。その上で僕は出発する」
二十歳のエチュード
(新字新仮名)
/
原口統三
(著)
道路のアスファルトがやわらかくなって靴のあとがつくという
灼熱
(
しゃくねつ
)
の神戸市中から、
埠頭
(
ふとう
)
に出て、
舷梯
(
げんてい
)
をよじて、
紅
(
くれない
)
丸に乗ると、
忽
(
たちま
)
ち風が涼しい。
別府温泉
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
灼熱(しゃくねつ)の例文をもっと
(30作品)
見る
しやくねつ
(逆引き)
多くの草花がへとへとに
萎
(
しな
)
びかかつてゐる
灼熱
(
しやくねつ
)
の真つ昼間を、瞬きもせず澄みきつた眼を開いて、太陽を見つめてゐるのはこの花です。
石竹
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
それは、よく廻つた
独楽
(
こま
)
が完全な静止に澄むやうに、また、音楽の上手な演奏がきまつてなにかの幻覚を伴ふやうに、
灼熱
(
しやくねつ
)
した生殖の幻覚させる後光のやうなものだ。
桜の樹の下には
(新字旧仮名)
/
梶井基次郎
(著)
灼熱(しやくねつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
“灼熱”の意味
《名詞》
灼熱(しゃくねつ)
焼けて熱くなること。焼いて熱くすること。
(出典:Wiktionary)
灼
漢検準1級
部首:⽕
7画
熱
常用漢字
小4
部首:⽕
15画
“灼熱”で始まる語句
灼熱的
灼熱部
検索の候補
灼熱的
灼熱部
“灼熱”のふりがなが多い著者
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
本庄陸男
エドガー・アラン・ポー
橘外男
ロマン・ロラン
梶井基次郎
蘭郁二郎
高浜虚子
中島敦
柳宗悦