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しゃくねつ
ふりがな文庫
“しゃくねつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
灼熱
90.9%
赤熱
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
灼熱
(逆引き)
その実験は赤土を八百度の高温で三時間
灼熱
(
しゃくねつ
)
して有機物を焼きとばしてしまい、残りをよく
摺
(
す
)
り
潰
(
つぶ
)
して作った土でも霜柱は出来るというのである。
「霜柱の研究」について
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
灼熱
(
しゃくねつ
)
した鉄の熱気が鼻をついてくるのだ! 息のつまるような臭いが牢獄に満ちた! 私の苦悶をにらんでいる眼は一刻ごとにらんらんとした光を
落穴と振子
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
しゃくねつ(灼熱)の例文をもっと
(30作品)
見る
赤熱
(逆引き)
ぬらぬら濡れている岩の上を踏みぬめらかし踏みすべり、まっくろぐろの四足獣、のどに
赤熱
(
しゃくねつ
)
の
鉄火箸
(
かなひばし
)
を、五寸も六寸も突き通され、やがて、その鬼の鉄棒は胸に到り、腹にいたり、そのころには
虚構の春
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
あの
赤熱
(
しゃくねつ
)
の色に燃えてしかも凍り果てる北極の太陽に
自己
(
おのれ
)
の
心胸
(
こころ
)
を
譬
(
たと
)
え歌った
仏蘭西
(
フランス
)
の詩人ですら、決して
唯
(
ただ
)
梟
(
ふくろう
)
のように眼ばかり光らせて孤独と悲痛の底に震えてはいなかったことを想像し
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
しゃくねつ(赤熱)の例文をもっと
(3作品)
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