“赤熱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゃくねつ37.5%
しやくねつ37.5%
せきねつ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤熱しゃくねつの鉄砂が蛍のように飛び散ると、荘厳そうごん神のごときおももちの孫六が、延べがねを眼前にかざして刃筋をにらむ……。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
これで、つんぼであることだけはトルコ兵にも分りましたが、でも口は聞けるかも分らないと、なほ疑つて、赤熱しやくねつした鉄棒でもつて、彼の肉をこすりました。
噴火作用中ふんかさようちゆうもつとおそれられてゐるのは、赤熱せきねつした火山灰かざんばひ火口かこうから市街地しがいちむかつて發射はつしやされることである。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)