“紅舌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうぜつ60.0%
くぜつ20.0%
した20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうした脅迫をうければうけるほど、お綱の意地はねじけるばかりで、むしろ、紅舌こうぜつに男をのた打たせ、思うさま冷然と揶揄やゆしてやりたいような度胸まですわってくる。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
洞中どうちう秘密造船所ひみつざうせんじよなかでは、海底戰鬪艇かいていせんとうていほうでも、わたくしほうでも、鎔鐵爐ようてつろ冶金爐等やきんろとうから㷔々えん/\熱火ねつくわひかり魔神まじん紅舌したのごとく、たがひうちおろす大鐵槌だいてつついひゞきは、寂寞じやくばくたる洞窟どうくつ鳴動めいどうして