“幾蜿”の読み方と例文
読み方割合
いくうね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
野掛け気分で、ぶらぶら七八町出掛けまして、地震で崩れたままのあぶなかしい石段を、藪だの墓だのの間を抜けて、幾蜿いくうねりかして、頂上へ——誰も居ません。
甲乙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)