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曠古
ふりがな文庫
“曠古”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こうこ
85.7%
くわうこ
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうこ
(逆引き)
曠古
(
こうこ
)
の大学理の流動、旋転が、一々大光明を発して、
万華鏡
(
まんげきょう
)
の如く華やかに、グルリグルリと廻転しつつ、あなたの眼の前に……
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
その夜、石舟斎は、一族や家臣を呼びあつめて、家康の内書を
披露
(
ひろう
)
した。もとより石舟斎自身も、年こそよれ出陣して、
曠古
(
こうこ
)
の大戦に加わる意気であった。
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
曠古(こうこ)の例文をもっと
(6作品)
見る
くわうこ
(逆引き)
我にあらざるなり、おもひみる天風
北溟
(
ほくめい
)
の
荒濤
(
くわうたう
)
を蹴り、加賀の白山を
拍
(
う
)
ちて
旋
(
か
)
へらず、雪の
蹄
(
ひづめ
)
の黒駒や、乗鞍ヶ嶽駒ヶ嶽を
掠
(
かす
)
めて、
山霊
(
やまたま
)
木魂
(
こだま
)
吶喊
(
とき
)
を作り、この方寸
曠古
(
くわうこ
)
の天地に吹きすさぶを
霧の不二、月の不二
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
曠古(くわうこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“曠古”の意味
《名詞》
前例の無いこと。
(出典:Wiktionary)
曠
漢検1級
部首:⽇
19画
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
“曠”で始まる語句
曠野
曠
曠世
曠原
曠々
曠着
曠達
曠茫
曠劫
曠日
“曠古”のふりがなが多い著者
杉山萠円
小島烏水
高村光太郎
夢野久作
吉川英治
田山花袋