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曠々
ふりがな文庫
“曠々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はればれ
50.0%
ひろびろ
33.3%
くわう/\
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はればれ
(逆引き)
そこで秀吉は近日のうちに彼を
伴
(
ともな
)
って、
曠々
(
はればれ
)
と上る手筈もしていたところなので、その日取りのまま、直家と一緒に立った。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
曠々(はればれ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ひろびろ
(逆引き)
べつに勉強がしたいなどという
殊勝
(
しゅしょう
)
な心ではなかった、ただこの陰気くさい長屋よりも、
曠々
(
ひろびろ
)
とした学校が百層倍も居心地よかったのだ。
白い壁
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
曠々(ひろびろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
くわう/\
(逆引き)
ば後になし歸ると聞し
虎
(
とら
)
の
門
(
もん
)
も歸らぬ旅に
行
(
ゆく
)
空
(
そら
)
の西の久保より
赤羽
(
あかばね
)
の川は三
途
(
づ
)
としら
壁
(
かべ
)
の
有馬
(
ありま
)
長家も打過て六堂ならねど
札
(
ふだ
)
の
辻
(
つじ
)
脇目
(
わきめ
)
も
振
(
ふら
)
ず急ぎしか此程
高輪
(
たかなわ
)
よりの出火にて愛宕下通り
新
(
あたら
)
し橋邊まで一圓に
燒原
(
やけはら
)
となり
四邊
(
あたり
)
曠々
(
くわう/\
)
として
物凄
(
ものすご
)
く雨は次第に
降募
(
ふりつの
)
り目先も知ぬ
眞
(
しん
)
の
闇
(
やみ
)
漸々
(
やう/\
)
にして
歩行
(
あゆみ
)
ける折しも
響
(
ひゞ
)
く
鐘
(
かね
)
の
音
(
ね
)
は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
曠々(くわう/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
曠
漢検1級
部首:⽇
19画
々
3画
“曠”で始まる語句
曠野
曠
曠世
曠原
曠古
曠着
曠達
曠茫
曠劫
曠日
“曠々”のふりがなが多い著者
本庄陸男
作者不詳
吉川英治
北原白秋