“くわう/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
晃々50.0%
煌々33.3%
惶々8.3%
曠々8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新しく均(な)らされた土の上には、亜鉛屋根だの、軒燈だの、白木の門などが出来て、今まで真鍮(しんちゆう)の鋲(びやう)を打つたやうな星の光もどうやら鈍くなり、電気燈が晃々(くわう/\)とつくやうになつた。
亡びゆく森 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)
海に突き出して一つの城廓のやうに館(やかた)が右手(めて)に見える。点々たる星の空の下にクツキリと四角に浮き出すその家の広間の中は、煌々(くわう/\)としてどの位明るいのかと想はれる。
其と同時に、土方や職人や商人や百姓や工女や教師や吏員や學生や、または小ツぽけな生徒などが、何れも憔(いぢけ)た姿、惶々(くわう/\)とした樣子で、幻影(まぼろし)のやうに霧の中をうごめいて行くのが眼に映る。
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
ば後になし歸ると聞し虎(とら)の門(もん)も歸らぬ旅に行(ゆく)空(そら)の西の久保より赤羽(あかばね)の川は三途(づ)としら壁(かべ)の有馬(ありま)長家も打過て六堂ならねど札(ふだ)の辻(つじ)脇目(わきめ)も振(ふら)ず急ぎしか此程高輪(たかなわ)よりの出火にて愛宕下通り新(あたら)し橋邊まで一圓に燒原(やけはら)となり四邊(あたり)曠々(くわう/\)として物凄(ものすご)く雨は次第に降募(ふりつの)り目先も知ぬ眞(しん)の闇(やみ)漸々(やう/\)にして歩行(あゆみ)ける折しも響(ひゞ)く鐘(かね)の音(ね)は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)