“惶々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くわうくわう50.0%
くわう/\50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
されど、嗚呼(ああ)されど、予は硯(けん)に呵(か)し紙(し)に臨んで、猶(なほ)惶々(くわうくわう)として自ら安からざるものあるを覚ゆ。惟(おも)ふに予が過去を点検し記載するは、予にとりて再(ふたたび)過去の生活を営むと、畢竟(ひつきやう)何の差違かあらん。
開化の殺人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
其と同時に、土方や職人や商人や百姓や工女や教師や吏員や學生や、または小ツぽけな生徒などが、何れも憔(いぢけ)た姿、惶々(くわう/\)とした樣子で、幻影(まぼろし)のやうに霧の中をうごめいて行くのが眼に映る。
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)