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呵
ふりがな文庫
“呵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
か
58.5%
しか
29.3%
から
4.9%
あ
2.4%
さいな
2.4%
しかり
2.4%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
か
(逆引き)
と一声高く、頭がちに一
呵
(
か
)
しつ。
驚破
(
すわ
)
と謂わば
飛蒐
(
とびかか
)
らんず、
気勢
(
きおい
)
激しき軍夫等を一わたりずらりと見渡し、その眼を看護員に
睨返
(
ねめかえ
)
して
海城発電
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
呵(か)の例文をもっと
(24作品)
見る
しか
(逆引き)
頭髪あたかも銀のごとく、額
兀
(
は
)
げて、
髯
(
ひげ
)
まだらに、いと
厳
(
いか
)
めしき
面構
(
つらがまえ
)
の一癖あるべく見えけるが、のぶとき声にてお通を
呵
(
しか
)
り
琵琶伝
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
呵(しか)の例文をもっと
(12作品)
見る
から
(逆引き)
新院
呵
(
から
)
々と笑はせ給ひ、
汝
(
なんぢ
)
しらず、近
来
(
ごろ
)
の世の
乱
(
みだれ
)
は
朕
(
わ
)
がなす
事
(
わざ
)
なり。生きてありし日より魔道にこころざしをかたぶけて、
四四
平治
(
へいぢ
)
の
乱
(
みだれ
)
を
発
(
おこ
)
さしめ、死して
猶
(
なほ
)
四五
朝家
(
てうか
)
に
崇
(
たたり
)
をなす。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
呵(から)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
あ
(逆引き)
對手の心事、酒代にありと見て取つた若紳士は、事の組し易きを喜んで、手早く握つた銀貨、二枚、三枚、光る物手をすべつて男の掌に移るよと見る間に「
呵
(
あ
)
」と叫んで紳士は身を
轉換
(
かは
)
した。
二十三夜
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
呵(あ)の例文をもっと
(1作品)
見る
さいな
(逆引き)
それがどうしてこの、縁もゆかりもない自分を、こんなにまで
呵
(
さいな
)
むのだろうか。冷静にかえったお久美は、不思議なのを通りこして、途方もなく愚かしいことに感ずるだけだった。
あの顔
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
呵(さいな)の例文をもっと
(1作品)
見る
しかり
(逆引き)
交際をしてくれません、私は他に訴える所がありません、大神は富貴の案を
主
(
つかさど
)
っておられますから、お
呵
(
しかり
)
を顧みずにお願いいたします、どうか私の将来のことをお知らせくださいますとともに
富貴発跡司志
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
呵(しかり)の例文をもっと
(1作品)
見る
呵
漢検1級
部首:⼝
8画
“呵”を含む語句
呵々
呵責
大啖呵
一気呵成
呵々大笑
呵嘖
啖呵
呵成
一呵
呵然
痰呵
呵殿
弾呵
毘呵羅
御呵
彈呵
罵詈呵責
寛々呵々
大呵
啖呵負
...
“呵”のふりがなが多い著者
黒岩涙香
南方熊楠
亀井勝一郎
木下尚江
幸田露伴
服部之総
小島烏水
蒲 松齢
作者不詳
野口雨情