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一呵
ふりがな文庫
“一呵”の読み方と例文
読み方
割合
いっか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっか
(逆引き)
と一声高く、頭がちに
一呵
(
いっか
)
しつ。
驚破
(
すわ
)
といはば
飛蒐
(
とびかか
)
らむず、
気勢
(
きおい
)
激しき軍夫らを一わたりずらりと見渡し、その眼を看護員に
睨返
(
ねめかえ
)
して
海城発電
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
又は一点の機微に転身をやしたりけむ、
忽然
(
こつぜん
)
衝天
(
しょうてん
)
の勇を
奮
(
ふる
)
ひ起して大刀を上段
真向
(
まっこう
)
に振り
冠
(
かむ
)
り、精鋭
一呵
(
いっか
)
、電光の如く斬り込み来るを
飜
(
ひら
)
りと避けつゝ
礑
(
はた
)
と打つ。竹杖の
冴
(
さ
)
え
過
(
あや
)
またず。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
と伝内は
一呵
(
いっか
)
せり。
琵琶伝
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一呵(いっか)の例文をもっと
(3作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
呵
漢検1級
部首:⼝
8画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
検索の候補
一気呵成
“一呵”のふりがなが多い著者
泉鏡花
夢野久作