“衝天”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうてん80.0%
しようてん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幅広と胸に掛けた青白の糸は、すなわち、青天と白雲を心にたいした、意気衝天しょうてんの表現なのである。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
衝天しょうてんの意気、思うべしで、海上には、尊氏の乗船が、数百そうの船列の中に、二引両の紋幕もんまくをヒラめかせているのが望まれ、陸路には、先陣をゆく少弐頼尚の、綾藺笠あやいがさの旗じるしが
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
勝たざる可からざる早慶選手の意気は衝天しようてんがいを示した。斯て十一月九日第二回は三田グラウンドに挙行された。