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呵々
ふりがな文庫
“呵々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かか
42.7%
からから
37.8%
から/\
12.2%
かゝ
4.9%
ああ
1.2%
かやかや
1.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かか
(逆引き)
と、ほとんど胸
衝
(
つ
)
きにひとしい嶮路へ、無理に馬を立てて馳け上がろうとすると、山上にもう一声、
呵々
(
かか
)
と大笑する孔明の声がひびいて
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
呵々(かか)の例文をもっと
(35作品)
見る
からから
(逆引き)
父は例の
気性
(
きしょう
)
だから、
呵々
(
からから
)
と笑いながら、「それも
御土産
(
おみやげ
)
の一部分です、どうか一緒に受取っておいて下さい」と云った。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
呵々(からから)の例文をもっと
(31作品)
見る
から/\
(逆引き)
見て
呵々
(
から/\
)
と打笑ひ扨も
能氣味哉
(
よききみかな
)
惡漢共
(
わるものども
)
は
逃失
(
にげうせ
)
たりと云つゝ半四郎の
側
(
そば
)
に立寄是々氣を
確
(
たし
)
かに持れよと
抱起
(
だきおこ
)
して懷中の氣付を與へ清水を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
呵々(から/\)の例文をもっと
(10作品)
見る
▼ すべて表示
かゝ
(逆引き)
「なに、ロックフェラアか、いや、ロックフェラアも近頃の不景気では思ふ様に慈善も出来ない」と、剛造は
反
(
そ
)
り返つて
呵々
(
かゝ
)
と大笑せり
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
呵々(かゝ)の例文をもっと
(4作品)
見る
ああ
(逆引き)
呵々
(
ああ
)
貧乏をすると誰でもそう云う、信三郎よ、卿も始めて人間となったか。幸あれ、坊っちゃん。君は間もなく真の人生を見るだろう。でなければ教員にでもなるのだ。さあ来い。
青べか日記:――吾が生活 し・さ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
呵々(ああ)の例文をもっと
(1作品)
見る
かやかや
(逆引き)
黄金丸は
呵々
(
かやかや
)
と打ち笑ひて、「さな恨みそ。今日は
朱目
(
あかめ
)
ぬしに引止められて、思はず
会話
(
はなし
)
に時を移し、かくは
帰着
(
かえり
)
の
後
(
おく
)
れしなり。構へて待たせし心ならねば……」ト、
詫
(
わ
)
ぶるに鷲郎も深くは
咎
(
とが
)
めず
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
呵々(かやかや)の例文をもっと
(1作品)
見る
呵
漢検1級
部首:⼝
8画
々
3画
“呵々”で始まる語句
呵々大笑
“呵々”のふりがなが多い著者
木下尚江
牧野富太郎
泉鏡花
吉川英治
淡島寒月
内田魯庵
橘外男
樋口一葉
泉鏡太郎
佐々木邦