“会話”のいろいろな読み方と例文
旧字:會話
読み方割合
はなし62.9%
やりとり14.3%
かいわ8.6%
くわいわ5.7%
ことば2.9%
コンヴエルサシヨン2.9%
スポークン・タイトル2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
会話はなしの仲間へはいり、暇を潰そうと声をしるべに尋ねて行ったところ、広い部屋へ出た。酒肴が出ておる。悪くないなと思ったぞ。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
夫婦ふたり会話やりとりをぼんやり聞いている小信は、まるで薄桃色の霞のなかに生きているような気がするだけで。
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)
みせ主人しゅじんがすすめたオランダ英語えいごとの会話かいわほんなど、二、三さつをうと、諭吉ゆきちは、おもいあしをひきずって、江戸えどへかえってきました。
二人ふたり会話くわいわは双方共意味をさないで、途中でれた。それなりで、又小半町程た。今度こんどは女から話しけた。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
会話ことばがとぎれると、人家のないこの青山長者ヶ丸のあたりは、離れ小島のようなさびしさにとざされて、あぶらげ寺の悪僧たちであろう、子恋の森をへだてた田のくろ
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
朗誦デクラマシヨン」或は「会話コンヴエルサシヨン」の個人教授であることは周知の事実であつて、これまたフランス語教育の立派な一部門とされてゐる。
演劇統制の重点 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)