会話くわいわ)” の例文
旧字:會話
二人ふたり会話くわいわは双方共意味をさないで、途中でれた。それなりで、又小半町程た。今度こんどは女から話しけた。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
ちゝかはいた会話くわいわ色彩しきさいへるため、やがてきな方面の問題にれて見た。所が一二言いちにげんで、高木はさう云ふことまるで無頓着な男であるといふ事がわかつた。ちゝは老巧のひとだから、すぐ退却した。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)