“茶話会”のいろいろな読み方と例文
旧字:茶話會
読み方割合
さわかい75.0%
ティ・パァティ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
音楽会が終った後で、俊助しゅんすけはとうとう大井おおい藤沢ふじさわとに引きとめられて、『城』同人どうじん茶話会さわかいに出席しなければならなくなった。彼は勿論進まなかった。
路上 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
大君のめでたい誕生日は、茶話会さわかいでは収まらなかった。小川屋に行って、ビールでも飲もうという話は誰からともなく出た。やがて教員たちはぞろぞろと田圃の中の料理屋に出かける。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
茶話会ティ・パァティ別荘会ハウス・パァティなら電話でお礼をいってすましてしまう。ヨーロッパにいるときだって、ユゥジェンヌ大公妃の夜会かパリ伯爵の大舞踏会ででもなければ、じぶんで答礼に行くようなことはなかった。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)