“呵々大笑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かかたいしょう87.5%
かゝたいせう12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
牛島の梵雲庵に病んでいよいよ最後の息を引取ろうとするや、呵々大笑かかたいしょうして口吟くちずさんでいわく、「今まではさまざまの事して見たが、死んで見るのはこれが初めて」
金博士は、送受話器のスイッチをぴちんと切ると、髭をふるわせて呵々大笑かかたいしょうした。そして独言ひとりごとをいった。
老女としよりの方が実はこはいのサ」と、松島の呵々大笑かゝたいせうして盃を挙ぐるを、「まア、お口のお悪いことねエ」とお熊も笑ひつ「何卒松島さんお盃はお隣へ——」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
揶揄やゆ一番、全顔を口にして呵々大笑かゝたいせうするものは
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)