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呵々
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かゝ
ふりがな文庫
“
呵々
(
かゝ
)” の例文
「なに、ロックフェラアか、いや、ロックフェラアも近頃の不景気では思ふ様に慈善も出来ない」と、剛造は
反
(
そ
)
り返つて
呵々
(
かゝ
)
と大笑せり
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
迂生昨年五月以来、一晩も欠かさず冷水浴を継続致居り候為めか、身体の工合致つて
宜
(
よろ
)
しく、明けて四十二歳になるが人々にはどうしても三十五歳にしか見えぬ由に候。
呵々
(
かゝ
)
。
新らしき祖先
(新字旧仮名)
/
相馬泰三
(著)
胸に定め
先
(
まづ
)
待
(
まち
)
たまへ長庵殿
最早
(
もはや
)
委細は分つたり然ば外には
言分
(
いひぶん
)
なし勘辨なして下されと千太郎は
悔
(
くや
)
しくも兩手を
突
(
つい
)
て
詫
(
わび
)
ければ長庵
呵々
(
かゝ
)
と
冷笑
(
あざわら
)
ひ夫みられよ
最初
(
さいしよ
)
より某しが言通り其方が
騙
(
かた
)
りを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
昔日
(
せきじつ
)
のわが不平、幽鬼の如くにわが
背後
(
うしろ
)
に立ちて
呵々
(
かゝ
)
とうち笑ふ。
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
呵
漢検1級
部首:⼝
8画
々
3画
“呵々”で始まる語句
呵々大笑