“ぴかぴか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
光々25.0%
晃々25.0%
煌々25.0%
閃々25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出すときには、風呂敷の四隅をつかんで、濛々もうもうと湯気の立つやつをゆかの上に放り出す。赤銅しゃくどうのような肉の色が煙の間から、汗で光々ぴかぴかするのが勇ましく見える。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「床の間によろいが飾ってあって、便所へ行く時に晃々ぴかぴか光った……わッて、そう云ったのを覚えていないかい。」
霰ふる (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
今年ことしみたいに、紅白こうはくはながたんといたとしい。一面いちめんめるやうないろだ。どこへつても垣根かきねうへしゆ御血潮おんちしほ煌々ぴかぴかしてゐる。
閃々ぴかぴか、と稲妻いなずまのやうに行交ゆきかはす。
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)