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行交
ふりがな文庫
“行交”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆきか
91.7%
ゆきちが
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆきか
(逆引き)
小路を
行交
(
ゆきか
)
う
市人
(
いちびと
)
もすべてわが知れりしよりは著しく足早になりぬ。
活計
(
たつき
)
にせわしきにや、夜ごとに集う客の数も思い
較
(
くら
)
ぶればいと少し。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
半
町
(
ちやう
)
程行つてエスカウト河へ出たが、大小の汽船が煙を吐いて荷揚人足や荷車の
行交
(
ゆきか
)
ふ
忙
(
せは
)
しい港街の光景に久し
振
(
ぶり
)
に接する心地も悪くない。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
行交(ゆきか)の例文をもっと
(22作品)
見る
ゆきちが
(逆引き)
きいた風な若旦那は
俳諧師
(
はいかいし
)
らしい
十徳
(
じっとく
)
姿の老人と連れ立ち、
角隠
(
つのかく
)
しに日傘を
翳
(
かざ
)
した
上
(
うわ
)
つ
方
(
かた
)
の御女中はちょこちょこ走りの
虚無僧下駄
(
こむそうげた
)
に
小褄
(
こづま
)
を取った芸者と
行交
(
ゆきちが
)
えば
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
片側の
商店
(
あきないみせ
)
の、
夥
(
おびただ
)
しい、
瓦斯
(
がす
)
、
洋燈
(
ランプ
)
の灯と、露店のかんてらが薄くちらちらと
黄昏
(
たそがれ
)
の光を放って、水打った跡を、浴衣着、
団扇
(
うちわ
)
を手にした、手拭を提げた
漫歩
(
そぞろあるき
)
の人通、
行交
(
ゆきちが
)
い
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
行交(ゆきちが)の例文をもっと
(2作品)
見る
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
交
常用漢字
小2
部首:⼇
6画
“行”で始まる語句
行
行燈
行方
行李
行衛
行灯
行脚
行水
行者
行末
検索の候補
交際流行
“行交”のふりがなが多い著者
斎藤緑雨
福士幸次郎
与謝野寛
泉鏡花
泉鏡太郎
久保田万太郎
江戸川乱歩
与謝野晶子
永井荷風
寺田寅彦