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小褄
ふりがな文庫
“小褄”の読み方と例文
読み方
割合
こづま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こづま
(逆引き)
お秋は
立上
(
たちあが
)
ると、小袖を取って投げかけるように着ました。キリキリと帯を締めると、
小褄
(
こづま
)
をとって、二つ三つ足踏みを
十字架観音
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
私は少してれたりした。継母はそれには平気で、
小褄
(
こづま
)
をからげて、はでな長襦袢の
蹴出
(
けだ
)
しを見せながら私の後からついた。
ある職工の手記
(新字旧仮名)
/
宮地嘉六
(著)
別に、
小褄
(
こづま
)
をからげるでもなく、そのまま奥庭のくらがりの、植込みの蔭につとより添って、
母家
(
おもや
)
の方をじっとみつめる。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
小褄(こづま)の例文をもっと
(23作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
褄
漢検1級
部首:⾐
13画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父
検索の候補
緋縮緬小褄
“小褄”のふりがなが多い著者
宮地嘉六
下村湖人
近松秋江
三上於菟吉
樋口一葉
泉鏡花
長塚節
谷崎潤一郎
吉川英治
国枝史郎