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匝
ふりがな文庫
“匝”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
めぐ
47.1%
め
23.5%
そう
11.8%
まわ
5.9%
めぐり
5.9%
メグ
5.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めぐ
(逆引き)
匝
(
めぐ
)
らせておるが、上のモは時として身幅に足らぬこともある。秋の境の涼しい朝夕には、キヌの上にさらに
半臂
(
はっぴ
)
を着る
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
匝(めぐ)の例文をもっと
(8作品)
見る
め
(逆引き)
虚空に丸く輪を描いて山体の半分を悠揚と
匝
(
め
)
ぐって、黒い点となって、遥かに消え失せた。
雪中富士登山記
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
匝(め)の例文をもっと
(4作品)
見る
そう
(逆引き)
縈繞
(
えいじょう
)
数
匝
(
そう
)
、
遽
(
にわか
)
にこれを解かしむ、血流数升、白これを
異
(
あやし
)
み、ついに紙帖中に封じ、衣箱内に
蔵
(
かく
)
す、一日客を送りて滻水に至る、出して諸客に示す、客曰く、
盍
(
なん
)
ぞ水を以てこれを試さざる
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
匝(そう)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
まわ
(逆引き)
匝
(
まわ
)
れば
匝
(
まわ
)
られるものを、恐しさに度を失って、
刺々
(
とげとげ
)
の枝の中へ片足
踏込
(
ふんごん
)
で
躁
(
あせ
)
って
藻掻
(
もが
)
いているところを、ヤッと
一撃
(
ひとうち
)
に銃を叩落して、やたら
突
(
づき
)
に銃劔をグサと
突刺
(
つッさ
)
すと
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
匝(まわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
めぐり
(逆引き)
(相待上新しき地層の石にして、石灰分ある温泉の鹽類の凝りて生ずる所なり。)
無花果樹
(
いちじゆく
)
はその
匝
(
めぐり
)
に枝さしかはし、野生の葡萄は柱頭迄
攀
(
よ
)
ぢ上り、石質の
罅隙
(
かげき
)
を生じたる處には
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
匝(めぐり)の例文をもっと
(1作品)
見る
メグ
(逆引き)
忍ヶ岡ハ其ノ東北ニ亘リ一山皆桜樹ニシテ、矗々タル松杉ハ翠ヲ交ヘ、不忍池ハ其ノ西南ヲ
匝
(
メグ
)
ル。満湖悉ク芙蓉ニシテ裊々タル楊柳ハ緑ヲ罩ム。
上野
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
匝(メグ)の例文をもっと
(1作品)
見る
匝
漢検準1級
部首:⼕
5画
“匝”を含む語句
周匝
三匝
四匝
匝瑳
一匝
匝環
眼輪匝筋
“匝”のふりがなが多い著者
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
小島烏水
宇野浩二
南方熊楠
木暮理太郎
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
柳田国男
吉川英治
永井荷風
宮沢賢治