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泥船
ふりがな文庫
“泥船”の読み方と例文
読み方
割合
どろぶね
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どろぶね
(逆引き)
カフェ・ドラゴンと、
泥船
(
どろぶね
)
が沢山
舫
(
もや
)
っているお濠との間に、脊の高い日本風の家がある。ところがこの家の二階の屋根にすこし
膨
(
ふく
)
れたところがある。
西湖の屍人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
飛
(
と
)
んだ
事
(
こと
)
ぢや、こんな
怪
(
あや
)
しげな
処
(
ところ
)
へござつて、
素性
(
すじやう
)
の
知
(
し
)
れぬ
船
(
ふね
)
に
乗
(
の
)
ると
云
(
い
)
ふ
法
(
はふ
)
があるかい。お
剰
(
まけ
)
にお
前様
(
めえさま
)
、
五位鷺
(
ごゐさぎ
)
の
船頭
(
せんどう
)
ぢや……
狸
(
たぬき
)
の
拵
(
こさ
)
へた
泥船
(
どろぶね
)
より、まだ/\
危
(
あぶな
)
いのは
知
(
し
)
れた
事
(
こと
)
を。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
散った花は風にふかれて、みぎわに朽ち沈んだ
泥船
(
どろぶね
)
に美しく散らばっていた。
花物語
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
泥船(どろぶね)の例文をもっと
(3作品)
見る
泥
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
船
常用漢字
小2
部首:⾈
11画
“泥”で始まる語句
泥
泥濘
泥鰌
泥土
泥溝
泥棒
泥坊
泥水
泥酔
泥亀
“泥船”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
海野十三
泉鏡花
寺田寅彦