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舫
ふりがな文庫
“舫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もや
91.4%
もやい
5.7%
ほう
2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もや
(逆引き)
大夫は右の手を挙げて、
大拇
(
おやゆび
)
を折って見せた。そして自分もそこへ舟を
舫
(
もや
)
った。大拇だけ折ったのは、四人あるという
相図
(
あいず
)
である。
山椒大夫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
舫(もや)の例文をもっと
(32作品)
見る
もやい
(逆引き)
戯
(
たわむれ
)
にともづなの
舫
(
もやい
)
を解いて、木馬のかわりにぐらぐらと動かしても、縦横に揺れこそすれ、
洲走
(
すばし
)
りに砂を
辷
(
すべ
)
って、水に
攫
(
さら
)
われるような
憂
(
うれい
)
はない。
浮舟
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
舫(もやい)の例文をもっと
(2作品)
見る
ほう
(逆引き)
そこで
断
(
ことわ
)
っておくが、ここには、黒死舘風景はないんだぜ。豪華な大画
舫
(
ほう
)
や、
綺
(
きら
)
びやかな
鯨骨を張った下袴
(
ファシング・スカート
)
などが、この
荒
(
あば
)
ら家のどこから現われて来るもんか。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
舫(ほう)の例文をもっと
(1作品)
見る
舫
漢検1級
部首:⾈
10画
“舫”を含む語句
画舫
舫綱
舫索
網舫
舫船
遊舫
“舫”のふりがなが多い著者
高見順
シャルル・ピエール・ボードレール
橘外男
ギルバート・キース・チェスタートン
小林多喜二
林不忘
小栗虫太郎
梶井基次郎
蘭郁二郎
島崎藤村