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画舫
ふりがな文庫
“画舫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
がぼう
30.8%
がほう
30.8%
ぐわはう
15.4%
ゴンドラ
7.7%
ぐわばう
7.7%
ぐわぼう
7.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がぼう
(逆引き)
或る
華奢
(
かしゃ
)
なる美術狂某がこの地に天然の趣味を欠ぎたるを恨み、吉野、嵐山の桜の花片を汽車二列車に送らしめてこれを御茶の水に浮べ、数艘の
画舫
(
がぼう
)
四百年後の東京
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
画舫(がぼう)の例文をもっと
(4作品)
見る
がほう
(逆引き)
「ここに一人の少年と、一頭のムク犬がおります、拙者の従者なのですが、
画舫
(
がほう
)
の片隅へ召しつれて差支えございますまいか」
大菩薩峠:34 白雲の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
画舫(がほう)の例文をもっと
(4作品)
見る
ぐわはう
(逆引き)
酒楼の下の岸には
画舫
(
ぐわはう
)
もある、舫中の人などは胡麻半粒ほどであるが、やはり様子が分明に見える。
観画談
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
画舫(ぐわはう)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
ゴンドラ
(逆引き)
是は三四郎にも
解
(
わか
)
つた。何だか※ニスらしい。
画舫
(
ゴンドラ
)
にでも乗つて見たい心持がする。三四郎は高等学校に居る時分
画舫
(
ゴンドラ
)
といふ字を覚えた。それから此字が
好
(
すき
)
になつた。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
画舫(ゴンドラ)の例文をもっと
(1作品)
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ぐわばう
(逆引き)
この間肥つた奥さんと一しよに、
画舫
(
ぐわばう
)
に乗つてゐた人かしら。いやいや、あの人は髪の色が、もつとずつと赤かつた。では
秦淮
(
しんわい
)
の孔子様の
廟
(
べう
)
へ、写真機を向けてゐた人かも知れない。
南京の基督
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
画舫(ぐわばう)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぐわぼう
(逆引き)
かの
蒼然
(
さうぜん
)
たる
水靄
(
すゐあい
)
と、かの万点の紅燈と、而してかの
隊々
(
たいたい
)
相
銜
(
ふく
)
んで、尽くる所を知らざる
画舫
(
ぐわぼう
)
の列と——
嗚呼
(
ああ
)
、予は終生その夜、その
半空
(
はんくう
)
に仰ぎたる煙火の明滅を記憶すると共に、右に
大妓
(
たいぎ
)
を擁し
開化の殺人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
画舫(ぐわぼう)の例文をもっと
(1作品)
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“画舫”の意味
《名詞》
画 舫(がぼう)
美しく飾った遊覧船。
(出典:Wiktionary)
画
常用漢字
小2
部首:⽥
8画
舫
漢検1級
部首:⾈
10画
“画”で始まる語句
画
画家
画工
画布
画策
画餅
画師
画筆
画帖
画板
“画舫”のふりがなが多い著者
与謝野寛
小栗虫太郎
幸田露伴
中里介山
正岡子規
上村松園
佐藤垢石
夏目漱石
与謝野晶子
芥川竜之介