“画師”のいろいろな読み方と例文
旧字:畫師
読み方割合
えし64.3%
ゑし21.4%
えかき14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(殊に「人生は地獄よりも地獄的である」と云う言葉だった)それから「地獄変」の主人公、——良秀よしひでと云う画師えしの運命だった。
歯車 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
自分の肖像をいつまでも油絵にき残しておきたい自惚うぬぼれと、かきに仕払ふ謝礼とを、どちらともどつさり持ち合はせてゐる男が多いので、肖像画の店を張つてゐる画師ゑしも少くはないが
学士先生のお友だちで、この方はどこへも勤めてはいなさらない、もっとも画師えかきだそうでございますから、きまった勤めとてはございますまい。
眉かくしの霊 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)