“画伯”のいろいろな読み方と例文
旧字:畫伯
読み方割合
がはく33.3%
えかき33.3%
ぐわはく33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
画伯がはくはなぐさめる顔でいった。しかし画伯は何を建てるにしても、まず先立つものは金と資材しざいとであることを思い、源一も自分も、そういう方にはあまりえんがない人間だとさびしく思った。
一坪館 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「……もう古い事ですわ。明治二十年頃のお話ですからね。畿内の小さな大名植村駿河守するがのかみという十五万石ばかりの殿様の御家老の家柄で、甘木丹後あまきたんごという人の末ッ子に甘木柳仙りゅうせんという画伯えかきさんがありました」
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
とき画工ぐわこう——画家ぐわか画伯ぐわはくにはちがひないが、うも、画工ゑかきさんのはうが、けてたびには親味したしみがある(以下いかとき諸氏しよし敬語けいごりやくすることゆるされたし。)くわん五さんは、このたふげを、もとへ二ちやうばかり、ぶり
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)