“柳仙”の読み方と例文
読み方割合
りゅうせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「……もう古い事ですわ。明治二十年頃のお話ですからね。畿内の小さな大名植村駿河守するがのかみという十五万石ばかりの殿様の御家老の家柄で、甘木丹後あまきたんごという人の末ッ子に甘木柳仙りゅうせんという画伯えかきさんがありました」
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)