“柳生”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やぎゅう90.9%
やぎう4.5%
やなぎう4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一飯一睡をると、夜はまだ暗かったが、甚内主従は野陣をたたんで、また伊賀路へ急ぎ出した。その日の道は、奈良、柳生やぎゅう相楽さがらと駈けた。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「こ、これがしっかりできたら、伝六は柳生やぎう但馬守たじまのかみにでも岩見重太郎にでもなんにでもなれるんですよ。あれをあれを、あそこの、あ、あ、あれをよくごらんなさいまし……」
近頃は同じ市の中に編入されましたが、もとの中田村柳生やなぎう紙漉場かみすきばがあります。ここで他ではほとんど作らない紙を漉きます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)