“相楽”のいろいろな読み方と例文
旧字:相樂
読み方割合
さがら75.0%
さがらき25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一飯一睡をると、夜はまだ暗かったが、甚内主従は野陣をたたんで、また伊賀路へ急ぎ出した。その日の道は、奈良、柳生やぎゅう相楽さがらと駈けた。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
南山城の相楽さがら郡といえばほとんど山ばかりの村である。
狂乱 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
山城の相楽さがらき郡は後にはサガラカと呼んでいたが、是も当て字を見れば同一の音だったらしい。緩やかにさがしてゆけば同じ例は増加し得る。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)