“柳生新陰流”の読み方と例文
読み方割合
やぎゅうしんかげりゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼の十数年にもわた刻苦こっく精神がをむすんで、心、体、理の基本を一系に統合し、ここに、柳生新陰流やぎゅうしんかげりゅう——なるものの大成もほぼまっとうされたかと思われる頃
剣の四君子:02 柳生石舟斎 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いまの居合斬いあいぎりは柳生新陰流やぎゅうしんかげりゅう鷲毛落わしげおとし。これほどにつかえるやつは、日本ひろしといえども二人しかいない。ひとりは備中びっちゅう時沢弥平ときざわやへい、もうひとりは、越前大野えちぜんおおの土井能登守どいのとのかみの嫡子土井鉄之助利行てつのすけとしゆき
顎十郎捕物帳:10 野伏大名 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)