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刻苦
ふりがな文庫
“刻苦”の読み方と例文
読み方
割合
こっく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こっく
(逆引き)
肩も腰も頑丈で、この肉体がどんな
刻苦
(
こっく
)
に耐えて来たか充分に察しられるが、全体の感じはどことなく弱々しく、挙動もたいへんに神経質だった。
キャラコさん:03 蘆と木笛
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
彼の十数年にも
亙
(
わた
)
る
刻苦
(
こっく
)
精神が
実
(
み
)
をむすんで、心、体、理の基本を一系に統合し、ここに、
柳生新陰流
(
やぎゅうしんかげりゅう
)
——なるものの大成もほぼ
完
(
まっと
)
うされたかと思われる頃
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
何でも朋友に相談をして見ようと
斯
(
こ
)
う思うたが、この事も中々
易
(
やす
)
くないと
云
(
い
)
うのは、その時の蘭学者全体の
考
(
かんがえ
)
は、私を
始
(
はじめ
)
として皆、
数年
(
すねん
)
の
間
(
あいだ
)
刻苦
(
こっく
)
勉強した蘭学が役に立たないから
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
刻苦(こっく)の例文をもっと
(6作品)
見る
“刻苦”の意味
《名詞》
刻 苦(こっく)
苦しみに堪えて努力すること。
(出典:Wiktionary)
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
“刻”で始まる語句
刻
刻限
刻々
刻煙草
刻薄
刻下
刻一刻
刻込
刻足
刻参
“刻苦”のふりがなが多い著者
福沢諭吉
久生十蘭
吉川英治
泉鏡花