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刻薄
ふりがな文庫
“刻薄”の読み方と例文
読み方
割合
こくはく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こくはく
(逆引き)
そうして小鼻がちんまりとしている。さぞ舞台でも横顔が、
際立
(
きわだ
)
って美しい事だろう。口は薄手で大型である。で何んとなく
刻薄
(
こくはく
)
に見える。
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
彼はこの間話し合った伝熱作用のことを思い出した。血の中に宿っている生命の熱は宮本の教えた法則通り、一分一厘の狂いもなしに
刻薄
(
こくはく
)
に線路へ伝わっている。
寒さ
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
刻薄
(
こくはく
)
な性格の持主で、店子や借地人からは評判が宜しくない方、一部では亭主の勝藏を引き摺り廻して、此内儀が老木屋の采配を振るつて居るのだといふ噂もあります。
銭形平次捕物控:257 凧糸の謎
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
刻薄(こくはく)の例文をもっと
(12作品)
見る
“刻薄”の意味
《名詞》
刻薄(こくはく)
むごたらしく薄情なこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
“刻薄”で始まる語句
刻薄無殘
検索の候補
刻薄無殘
薄肉彫刻
“刻薄”のふりがなが多い著者
蒲原有明
中島敦
福沢諭吉
幸田露伴
芥川竜之介
江戸川乱歩
国枝史郎
岡本綺堂
野村胡堂