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刻々
ふりがな文庫
“刻々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こくこく
50.0%
こく/\
23.1%
こっこく
19.2%
ささら
3.8%
チクタク
3.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こくこく
(逆引き)
利鎌
(
とがま
)
を振りまわしている死の神はわれ等の同志百七十一人の
許
(
もと
)
を離れて、いまや
刻々
(
こくこく
)
敵の副司令へ
迫
(
せま
)
りつつあるのだ。
間諜座事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
刻々(こくこく)の例文をもっと
(13作品)
見る
こく/\
(逆引き)
彼等はロチスター氏には見えなかつた。彼は一心に私の顏を見つめてゐたのである。恐らく、そこからは
刻々
(
こく/\
)
と、血の
氣
(
け
)
が失せてゐたのだ。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
刻々(こく/\)の例文をもっと
(6作品)
見る
こっこく
(逆引き)
陰森
(
いんしん
)
な、何か、やりきれないほどな、短くて長い気のする
刻々
(
こっこく
)
が過ぎている。……ケロ、ケロロ、と池の初蛙もまた啼きだしていた。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
刻々(こっこく)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
ささら
(逆引き)
なかんずく
灰吹
(
はいふき
)
の目覚しさは、……およそ六貫目
掛
(
がけ
)
の
筍
(
たけのこ
)
ほどあって、
縁
(
へり
)
の
刻々
(
ささら
)
になった代物、先代の茶店が戸棚の隅に置忘れたものらしい。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
刻々(ささら)の例文をもっと
(1作品)
見る
チクタク
(逆引き)
が、その様子は、どうやら耳を
凝
(
こ
)
らしているように思われた。
刻々
(
チクタク
)
と刻む
物懶
(
ものう
)
げな振子の音とともに、地底から
轟
(
とどろ
)
いて来るような、異様な音響が流れ来たのであった。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
刻々(チクタク)の例文をもっと
(1作品)
見る
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
々
3画
“刻”で始まる語句
刻
刻限
刻煙草
刻薄
刻下
刻一刻
刻苦
刻込
刻足
刻参
“刻々”のふりがなが多い著者
若杉鳥子
水野仙子
小栗虫太郎
海野十三
末吉安持
吉川英治
長塚節
北原白秋
泉鏡花
岡本かの子