“こくこく”の漢字の書き方と例文
語句割合
刻々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うみは、一つのおおきな、不思議ふしぎうるわしい花輪はなわであります。青年せいねんは、口笛くちぶえいて、刻々こくこく変化へんかしてゆく、自然しぜんまどわしい、うつくしい景色けしきとれていました。
希望 (新字新仮名) / 小川未明(著)
それから、搭乗員とうじょういんの募集にちょっと手間どったが、これも一週間前に片づき、目下もっかわが独本土上陸の決死隊二百名は、刻々こくこく独本土に近づきつつあるところじゃ。
青年せいねんは、ゆめなかふねおもいだしました。とうとう、まぼろし現実げんじつとなったのです。そして幸福こうふくが、刻々こくこくに、自分じぶんかってちかづいてくるのでありました。
希望 (新字新仮名) / 小川未明(著)