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陰森
ふりがな文庫
“陰森”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いんしん
94.1%
しん
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いんしん
(逆引き)
陰森
(
いんしん
)
な、何か、やりきれないほどな、短くて長い気のする
刻々
(
こっこく
)
が過ぎている。……ケロ、ケロロ、と池の初蛙もまた啼きだしていた。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
……そうして
陰森
(
いんしん
)
としたこの小家、切り戸から出た若者の死骸、その死骸の異様な死相、死骸を運んで行った覆面の武士たち。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
陰森(いんしん)の例文をもっと
(16作品)
見る
しん
(逆引き)
それにも
拘
(
かかわ
)
らず邸内が
陰森
(
しん
)
として物寂しく、間ごとに
点
(
とも
)
された燭台の灯も
薄茫然
(
うすぼんやり
)
と輪を描き、光の届かぬ隅々には眼も鼻もない
妖怪
(
あやかし
)
が声を立てずに笑っていそうであり
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
陰森(しん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“陰森”の意味
《名詞》
樹木が茂り暗いさま。
薄暗く寂しいさま。
(出典:Wiktionary)
陰
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
森
常用漢字
小1
部首:⽊
12画
“陰森”で始まる語句
陰森凄幽
陰森幽邃
検索の候補
森陰
陰森凄幽
陰森幽邃
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