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いんしん
ふりがな文庫
“いんしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
殷賑
49.4%
音信
24.7%
陰森
18.8%
陰深
3.5%
寅晨
1.2%
隠森
1.2%
隠身
1.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殷賑
(逆引き)
私のいわゆる神楽坂プロパーと等しなみの
殷賑
(
いんしん
)
を見るに至り、なお次第に矢来方面に向って急激な発展をなしつつある有様である。
早稲田神楽坂
(新字新仮名)
/
加能作次郎
(著)
いんしん(殷賑)の例文をもっと
(42作品)
見る
音信
(逆引き)
返事を出し損なって、その中/\と思いながら、つい/\
横着
(
おうちゃく
)
を極めていたら、今日母から少々不機嫌の
音信
(
いんしん
)
に接した。
兄
(
けい
)
と妹の件の催促だ。
嫁取婿取
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
いんしん(音信)の例文をもっと
(21作品)
見る
陰森
(逆引き)
……そうして
陰森
(
いんしん
)
としたこの小家、切り戸から出た若者の死骸、その死骸の異様な死相、死骸を運んで行った覆面の武士たち。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
いんしん(陰森)の例文をもっと
(16作品)
見る
▼ すべて表示
陰深
(逆引き)
お銀様の
生霊
(
いきりょう
)
がいちいちそれに乗りうつって、この薄暗い土蔵の二階の一間には、すべて
陰深
(
いんしん
)
たる何かの呪いの気が立てこめているようで、怖ろしくてたまらないから、急いで絵の本を伏せて
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
いんしん(陰深)の例文をもっと
(3作品)
見る
寅晨
(逆引き)
昌黎
(
しやうれい
)
信
(
まこと
)
とせず、
審
(
つまびらか
)
に
其
(
そ
)
の
仔細
(
しさい
)
を
詰
(
なじ
)
れば、
韓湘
(
かんしやう
)
高
(
たか
)
らかに
歌
(
うた
)
つて
曰
(
いは
)
く、
青山雲水
(
せいざんうんすゐ
)
の
窟
(
くつ
)
、
此
(
こ
)
の
地
(
ち
)
是
(
こ
)
れ
我
(
わ
)
が
家
(
いへ
)
。
子夜
(
しや
)
瓊液
(
けいえき
)
を
飱
(
そん
)
し、
寅晨
(
いんしん
)
降霞
(
かうか
)
を
咀
(
くら
)
ふ。
琴
(
こと
)
は
碧玉
(
へきぎよく
)
の
調
(
てう
)
を
彈
(
たん
)
じ、
爐
(
ろ
)
には
白珠
(
はくしゆ
)
の
砂
(
すな
)
を
煉
(
ね
)
る。
花間文字
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
いんしん(寅晨)の例文をもっと
(1作品)
見る
隠森
(逆引き)
夜は
灯
(
ひ
)
を
滅
(
めっ
)
しておく
習慣
(
しゅうかん
)
の
城塞
(
じょうさい
)
は、まッくらで、
隠森
(
いんしん
)
として、ただひとりさけびまわる
彼女
(
かのじょ
)
の声が
木魂
(
こだま
)
するばかりだった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いんしん(隠森)の例文をもっと
(1作品)
見る
隠身
(逆引き)
長州は国を
賭
(
と
)
して反幕の主動者となっているが、そこへ行くと薩摩は、国が遠いだけに、長州よりも
隠身
(
いんしん
)
の術が
利
(
き
)
く。
大菩薩峠:31 勿来の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
いんしん(隠身)の例文をもっと
(1作品)
見る
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