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陰深
ふりがな文庫
“陰深”の読み方と例文
読み方
割合
いんしん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いんしん
(逆引き)
室
(
へや
)
のまんなかにつったランプは、
心
(
しん
)
が出過ぎてホヤがなかば黒くなっていた。室には
陰深
(
いんしん
)
の気が充ちわたって、あたりがしんとした。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
お銀様の
生霊
(
いきりょう
)
がいちいちそれに乗りうつって、この薄暗い土蔵の二階の一間には、すべて
陰深
(
いんしん
)
たる何かの呪いの気が立てこめているようで、怖ろしくてたまらないから、急いで絵の本を伏せて
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
陰深
(
いんしん
)
な土蔵の中は、無人の境のように静まり返って、やや暫くの後に
大菩薩峠:19 小名路の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
陰深(いんしん)の例文をもっと
(3作品)
見る
陰
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
深
常用漢字
小3
部首:⽔
11画
“陰”で始まる語句
陰
陰鬱
陰影
陰気
陰翳
陰陽師
陰氣
陰欝
陰陽
陰々
“陰深”のふりがなが多い著者
中里介山
田山花袋