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陰気
ふりがな文庫
“陰気”の読み方と例文
旧字:
陰氣
読み方
割合
いんき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いんき
(逆引き)
「どうも
上方流
(
かみがたりゅう
)
で余計な所に
高塀
(
たかべい
)
なんか築き
上
(
あげ
)
て、
陰気
(
いんき
)
で困っちまいます。そのかわり二階はあります。ちょっと
上
(
あが
)
って御覧なさい」
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
それから、
男
(
おとこ
)
たちが、
鐘
(
かね
)
つき
堂
(
どう
)
へ
上
(
あ
)
がって、
鐘
(
かね
)
をつくのです。やがて、
陰気
(
いんき
)
な
鐘
(
かね
)
の
音
(
ね
)
は、
遠
(
とお
)
くまで
波
(
なみ
)
を
打
(
う
)
ってひびいてゆくのでした。
娘と大きな鐘
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
その谷に
注
(
そそ
)
ぐ川はビエーヴル川であるから、この谷はパリの
郊外
(
こうがい
)
ではいちばんきたない
陰気
(
いんき
)
な所だと言いもし、
信
(
しん
)
じられもしていた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
陰気(いんき)の例文をもっと
(57作品)
見る
陰
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
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