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薄茫然
ふりがな文庫
“薄茫然”の読み方と例文
読み方
割合
うすぼんやり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うすぼんやり
(逆引き)
それにも
拘
(
かかわ
)
らず邸内が
陰森
(
しん
)
として物寂しく、間ごとに
点
(
とも
)
された燭台の灯も
薄茫然
(
うすぼんやり
)
と輪を描き、光の届かぬ隅々には眼も鼻もない
妖怪
(
あやかし
)
が声を立てずに笑っていそうであり
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
唯だ
薄茫然
(
うすぼんやり
)
として、暗い道を探しながら飯場に帰ったのは三時頃であったと言った。
恨なき殺人
(新字新仮名)
/
宮島資夫
(著)
薄茫然(うすぼんやり)の例文をもっと
(2作品)
見る
薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
茫
漢検1級
部首:⾋
9画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“薄茫”で始まる語句
薄茫乎
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茫然自失
茫然飛入老婆房
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茫々然
茫乎漠然
“薄茫然”のふりがなが多い著者
宮島資夫
国枝史郎