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画舫
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がほう
ふりがな文庫
“
画舫
(
がほう
)” の例文
「ここに一人の少年と、一頭のムク犬がおります、拙者の従者なのですが、
画舫
(
がほう
)
の片隅へ召しつれて差支えございますまいか」
大菩薩峠:34 白雲の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ゆるやかに流れる大同江の水上に、
画舫
(
がほう
)
がいくつも浮いている。牡丹台の岸にれんげが咲き始めた。
淡紫裳
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
酒楼の下の岸には
画舫
(
がほう
)
もある、舫中の人などは
胡麻
(
ごま
)
半粒ほどであるが、やはり様子が分明に見える。
観画談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
石油の
湖水
(
うみ
)
、それに泛ぶ女王ザチの
画舫
(
がほう
)
。なんて、馬鹿な夢を見続けていたもんだと、かえって折竹を恨めしげにみる始末。と、引き返すことになったその夜のことである。
人外魔境:10 地軸二万哩
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
“画舫”の意味
《名詞》
画 舫(がぼう)
美しく飾った遊覧船。
(出典:Wiktionary)
画
常用漢字
小2
部首:⽥
8画
舫
漢検1級
部首:⾈
10画
“画”で始まる語句
画
画家
画工
画布
画策
画餅
画師
画筆
画帖
画板