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廟
ふりがな文庫
“廟”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
びょう
74.4%
べう
11.6%
おみや
2.3%
びやう
2.3%
みや
2.3%
たまや
2.3%
びよう
2.3%
やしろ
2.3%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びょう
(逆引き)
かれは幕府の
廟
(
びょう
)
にいながら、大奥にも威力をもって両棲の
佞官
(
ねいかん
)
だ。そして天下の弊風と百害はかれの施政から招かれているといっていい
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
廟(びょう)の例文をもっと
(32作品)
見る
べう
(逆引き)
ある日
商人
(
あきんど
)
は、
市街
(
まち
)
の
関羽
(
くわんう
)
の
廟
(
べう
)
で行はれるお祭りを見に往つた。居合はす人達は
各自
(
てんで
)
に蝋燭を持つて、それを振りかざして何かの式をするらしかつた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
廟(べう)の例文をもっと
(5作品)
見る
おみや
(逆引き)
そういうわけで、酒屋の中でも茶館の中でも
廟
(
おみや
)
の軒下でも、皆だんだんに探りを入れて聴き出した。その結果阿Qは新奇の畏敬を得た。
阿Q正伝
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
廟(おみや)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
びやう
(逆引き)
於是
(
これにおいて
)
蒼
(
あを
)
くなりて
大
(
おほい
)
に
懼
(
おそ
)
れ、
斉
(
ひと
)
しく
牲
(
にえ
)
を
備
(
そな
)
へて、
廟
(
びやう
)
に
詣
(
まゐ
)
つて、
罪
(
つみ
)
を
謝
(
しや
)
し、
哀
(
あい
)
を
乞
(
こ
)
ふ。
甲冑堂
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
廟(びやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
みや
(逆引き)
阿Qはお礼を済ましてもとのお
廟
(
みや
)
に帰って来ると、太陽は下りてしまい、だんだん世の中が変になって来た。彼は一々想い廻した結果ついに悟るところがあった。
阿Q正伝
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
廟(みや)の例文をもっと
(1作品)
見る
たまや
(逆引き)
予
(
わし
)
が
廟
(
たまや
)
へ
降
(
お
)
りるは、
姫
(
ひめ
)
の
面
(
かほ
)
を
見
(
み
)
ようがためでもあるが、それよりも
姫
(
ひめ
)
が
身
(
み
)
に
着
(
つ
)
けた
貴
(
たふと
)
い
指輪
(
ゆびわ
)
を
或
(
ある
)
大切
(
たいせつ
)
な
用
(
よう
)
に
使
(
つか
)
はうため
取外
(
とりはづ
)
して
來
(
く
)
るのが
主
(
おも
)
な
目的
(
もくてき
)
ぢゃによって、
早
(
はや
)
う
往
(
い
)
ね。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
廟(たまや)の例文をもっと
(1作品)
見る
びよう
(逆引き)
それに
引
(
ひ
)
きかへて
日光
(
につこう
)
にある
徳川氏
(
とくがはし
)
の
廟
(
びよう
)
があのとほり
立派
(
りつぱ
)
なのを
見
(
み
)
て、
蒲生君平
(
がまうくんぺい
)
などが
憤慨
(
ふんがい
)
して
尊王
(
そんのう
)
の
念
(
ねん
)
を
起
(
おこ
)
したので、まことにむりのないことであります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
廟(びよう)の例文をもっと
(1作品)
見る
やしろ
(逆引き)
罪の軽くすむように、母上と共に、郊外の
御岳
(
みたけ
)
の
廟
(
やしろ
)
へ、祈願をこめに行って、夜明けぬうちに戻るからと頼めば、彼らもきっと、見ぬふりをしてくれるにちがいありません
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
廟(やしろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“廟”の解説
廟(びょう)とは
宗教施設として、
#死者を祀る宗教施設。特に各親族集団において祖先を祀るものをいう(仏壇など)。霊廟。祖廟。この項で記述する。
#1から転じて墳墓のこと。特に建造物が伴う墳墓をいうことがある。
#1から転じて神仏を祀る宗教施設。神殿。寺院。
王宮の前殿で、政治を執り行う所。
(出典:Wikipedia)
廟
漢検準1級
部首:⼴
15画
“廟”を含む語句
御廟
霊廟
宗廟
祖廟
廟所
古廟
大廟
御霊廟
山神廟
娘々廟
太廟
廟行鎮
娘娘廟
廟堂
廟議
朝廟
神廟
城隍廟
政廟
廟算
...
“廟”のふりがなが多い著者
浜田青陵
吉川英治
泉鏡太郎
魯迅
南方熊楠
高浜虚子
柳宗悦
泉鏡花
幸田露伴
薄田泣菫