“廟議”の読み方と例文
読み方割合
びょうぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わけても、朝廷には今、叡山の訴状が出ているし、南都の衆僧からも、念仏悪の罪状をかぞえて、その弾圧を、廟議びょうぎに建言している際なので
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
すなわち国家風教ふうきょうたっと所以ゆえんにして、たとえば南宋の時に廟議びょうぎ主戦しゅせん講和こうわと二派に分れ、主戦論者は大抵たいていみなしりぞけられてあるいは身を殺したる者もありしに
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
六月一日にいたって廟議びょうぎはそれに決するが、政府内部での彼ら両人の立場が、そのためおそろしく不利になる。
黒田清隆の方針 (新字新仮名) / 服部之総(著)