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廟堂
ふりがな文庫
“廟堂”の読み方と例文
読み方
割合
びょうどう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びょうどう
(逆引き)
そうなると、
公卿
(
くげ
)
もまた公卿で、
廟堂
(
びょうどう
)
の鼠と化し、きのうは武家をたのみ、きょうは僧団をおだてて、政治を自分たちの擁護に
濫用
(
らんよう
)
する。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
学問も相当なものだし、
廟堂
(
びょうどう
)
に立って仕事のできる点で将来も有望だが、私には愛女の婿はそれでもないという心がある。相当に濃厚にある
源氏物語:34 若菜(上)
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
近くはまた北上上流の軽快なる語音を
廟堂
(
びょうどう
)
に聞くように、少なくとも一部の仙台藩閥を、東京の言語の上にも打ち立てしめたいものである。
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
廟堂(びょうどう)の例文をもっと
(19作品)
見る
“廟堂”の意味
《名詞》
御霊屋。霊廟。
天下を治める政治を行う場所。朝廷。
(出典:Wiktionary)
廟
漢検準1級
部首:⼴
15画
堂
常用漢字
小5
部首:⼟
11画
“廟堂”の関連語
霊廟
祖廟
廟所
霊屋
聖廟
“廟”で始まる語句
廟
廟議
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