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擯
ふりがな文庫
“擯”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しりぞ
85.7%
しりぞけ
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しりぞ
(逆引き)
すなわち国家
風教
(
ふうきょう
)
の
貴
(
たっと
)
き
所以
(
ゆえん
)
にして、たとえば南宋の時に
廟議
(
びょうぎ
)
、
主戦
(
しゅせん
)
と
講和
(
こうわ
)
と二派に分れ、主戦論者は
大抵
(
たいてい
)
皆
(
みな
)
擯
(
しりぞ
)
けられて
或
(
あるい
)
は身を殺したる者もありしに
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
自分はかかる悲哀のなかに含まるる無限と永遠の感じを、人生にきわめて重くして深きものと信じるものである。かかる感じを空想として無下に
擯
(
しりぞ
)
くることはけっしてできない。
愛と認識との出発
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
擯(しりぞ)の例文をもっと
(6作品)
見る
しりぞけ
(逆引き)
以テ正確ニシテ従フベキト為サズ反覆討尋其正ヲ得テ以テ時ニ或ハ書説ニ与シ時ニ或ハ心ニ従フ故ヲ以テ正ハ
愈
(
いよい
)
ヨ正ニ誤ハ
益
(
ますます
)
遠カル正ナレバ之ヲ発揚シテ著ナラシメ誤ナレバ之ヲ
擯
(
しりぞけ
)
テ隠ナラシム故ニ身ヲ終ルト雖ドモ後世ニ益アリ是レ書ヲ以テ家屋ト
為
(
せ
)
ズシテ書ヲ友トナスノ益ニシテ又植学ヲ修ムルノ主旨ハ則チ何ニ在ルナリ
牧野富太郎自叙伝:02 第二部 混混録
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
擯(しりぞけ)の例文をもっと
(1作品)
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擯
漢検1級
部首:⼿
17画
“擯”を含む語句
擯斥
排擯
擯出
“擯”のふりがなが多い著者
牧野富太郎
倉田百三
福沢諭吉
小山清
北村透谷
夏目漱石