“びょうぎ”の漢字の書き方と例文
語句割合
廟議100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
廟議びょうぎをもって、我皇室に対する罪をもってロシヤの皇室に対する罪にも適用すべきものなりと定めて
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
と、廟議びょうぎとしては、じつに稀有けうな即決と、また一大覚悟のもとに、これの布陣となった経過がありありわかる。何しろ元日、これはただならぬ元日だった。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
凱旋がいせんしても、廟議びょうぎで、私闘だと決められたため、恩賞も出ず、ぜひなく義家は、自分の領田りょうでんの物や家産を売って、やっと、大勢の部下をなぐさめたでしょう。