“於是”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ここにおいて40.0%
ここに20.0%
これにおいて20.0%
こゝにおいて20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
於是ここにおいて、彼に対する嫌疑はいよいよ深くなり、さんざん言いこまれた末、とうとう彼もまま真実に近い自白をはじめた。
五島全く其形を成す、即ち其二番三番四番五番六番の五島、併せて新島と名づく、其中五番島最大にして其周廻二十町、高さ六丈なり、草木発生し、水泉迸出す、於是ここに寛政十二年閏四月
日本天変地異記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
於是これにおいてあをくなりておほいおそれ、ひとしくにえそなへて、びやうまゐつて、つみしやし、あいふ。
甲冑堂 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
於是こゝにおいて村内そんない惡少あくせうたれかれひとツ、(馬鹿ばかことを)とけなしつける。
鑑定 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)